いつもどこかへ -47ページ目

やりたいことがたくさんある部屋

土曜日の朝はいつもよりは少しだけゆっくり寝る。

それでも、朝の光を浴びるため

8時前には起きている

(睡眠不足のときは別)


朝食を作り、

1週間分の片付けと掃除をまとめて始める。


水まわり、特にシンクはクレンザーか重曹を使って磨いてみる

ぴかぴかになると

ゾクゾクするほど気持ち良い。


掃除機をかけると

床が明るくなる


余計なものを片付け

整理したい資料をみて

アイデアが浮かんだり消えたり


読みかけの本を見つけ


友に手紙を書き


掃除はつづく。



冷えた街を眺めながらホテルで朝ごはん

                    朝食

内モンゴル、呼和浩特(フフホト)のホテルの朝食。

しばらく食事は自炊が続いたので

バイキング形式の朝食は、豪華に感じた。


小麦文化なのか、メインはスコーンのような焼きものだった。

揚げパンや、中国風スコーンなど

たくさん種類があり、どれにしようか迷った。


表面に砂糖がかけられているものと

プレーン風な二つ折りの2種類をとり


ほかにキュウリの漬物と

もやしの和え物

キュウリとトマトの入った卵スープを選んだ。


砂糖がかけられたスコーンは

さくさくと目のつまったパイのようで

サツマイモが練りこまれおいしい。

二つ折りスコーンは、見た目通りのプレーン味


がらんとした食堂に客は私一人

この日の最高気温は-8℃。

窓際に座り、スコーンをほおばりながら、緊張した朝の冷えた街を眺めていた。

旅と本と今の日本

遠くへ行くとき、

旅行や、出張、遠出など

荷物の中にはかならず本が2冊は入っている


どの本を持っていくのかは

たいてい出発の直前に直感で決める


専門書やエッセイが多いかもしれない。

小説は、毎日の日常生活の中では読むけれど

日常から離れる遠出にはいまいちそぐわない。



本を買うのは、そんな旅行の前か

うれしいことがあったとき

感情の動きがあったときだろう


本屋の雰囲気がとても好きで

特に目的もなく、ふらりと入り

目に付いた一冊を買うこともある。

ふだんは手に取らないような分野の本であったり

これも出会い。


巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

これは子どもの頃から身近にあったエッセイ。

石井好子 著 「巴里の空オムレツのにおいは流れる」

シャンソン歌手である著者がフランス滞在中の出来事などを

おだやかな文章で簡単なレシピとあわせてつづる。

読んでいるだけでお腹が減ってくる一冊。

家を出るときに母に譲ってほしいと頼んだところ

母にとっても大切な本なので譲れないと断られ自分で新たに購入した。


この人の著書は、どれも暖かく気取りがない。

若い頃の渡仏の話なども古きよき時代を思い起させてくれる。


今の日本は、加速度的に時間の流れが速くなり、

人間が生きるスピードを超えている


高速になればなるほど、ものの扱いは難しくなり

ちょっとしたハンドル操作の加減で失速しかねない

車のハンドルと同じように社会にも「あそび(余裕)」が必要なのではないだろうか


速さばかりを追い求めるのではなく

歩いてみることの大切さを思い出してほしい。

W.S Robson's SKIN CREAM

skin cream

こちらは、いわゆるハンドクリーム


日本製の石油から作られるハンドクリームは

塗ると手に膜が張ったようになり

なんとなく突っ張って居心地が悪いです。


このクリームは

緑色の瓶に詰められ

手応えは固いです。


試しに塗ってみたところ

ベルガモットの香りが心地良く

肌にしみ込むような感触


蜂蜜とアボガドオイルなどの天然成分から作られているようです。


http://www.chainbridgehoney.co.uk/system/index.html

SARAH NELSON'S CRASMERE GINGERBREAD

ジンジャーブレッド

母が仕事で行っていたイギリスから帰国しました。

おみやげは小さなものをいろいろくれたのですが

その中でおいしかったのが

このSARAH NELSON'S CRASMERE GINGERBREAD

一週間くらいなら日保ちするそうで

かのワーズワースも愛したという

味わい深いお菓子。


ロゴが印刷された包み紙をがさがさと開けると

ずっしり重たいジーンジャーブレッドが。


そうそう、きちんと作ってあるものは

ずっしりと重たいんですよね。

ザクザクしんなりとした生地に

しょうがのぴりっとしたスパイスが効いていて

独特の美味しさです。


好みが分かれる味かとは思いますが

私はおいしかったなあ。

ロゴ

http://www.grasmeregingerbread.co.uk/

猪肉韮餃子

ぎょうざ

北京のユース近くにあった食堂で

頼んだ一品は猪肉韮餃子。


中国の料理はお皿に盛りだくさんと聞いていたけど

その通りで大きなお皿に山と盛られた餃子。


意気込んで食べると美味しい!


もちもちの皮に

ジューシーな豚肉。


韮の香りも効いていて

もりもり食べてしまいました。


食べきれない分はパックに詰めてもらい

ユースに持ちかえりました。



旅の食の記録

調理道具

食べることは生きていく上でとても大切で

エネルギーの補給として欠かせないもの。

それが、おいしいと感じられるのはとても幸せ。

今回の中国でも例によって食べて食べて

興味がわくもの全て口にしてました。

といっても、ゲテモノや豪華宮廷料理よりも

スーパーで売っている材料で自炊したり

近くの安食堂で食事を摂っていました。


ユースなので、共同キッチンがあり、共用冷蔵庫もある

というわけで、野菜や肉など好きなように調理できました。


包丁には、エンピツ削り用の小刀を使い

皿とフォークと箸は市場で買ったもの

ナンとパン

主食には手間のかからないパンを食べていました

食パンは、日本のものより小ぶりで薄くスライスされ

食感はパサパサ。

袋に入っていても甘い香料の香りが漂ってきます。

他に、レーズン入り黒糖パン(これは少々値が張った)

新彊料理店で見つけたナンなど

ちまき

そしてチマキ。

握りこぶしほどある大きなちまきは

もち米の中にあんこが入っていました。



ネパールの観光ノート

ネパールのおみやげ用ノート  カトマンズの街で紙製品の土産物屋に入った。

店内には、ネパール紙を使ったノートや便箋が並べられている。


どれも観光客用に高い値がついている。


その中の一つがこれ。


日本の和紙をガサガサにしたような厚めの紙。

いろんな色が一つのノートに入っていて

何も描かなくても、色を見ているだけで

楽しくなってくる。


撮影の重石においてあるのは

アンモナイトの化石。

エベレスト周辺は

昔海だったため

この手の化石が産出されるそうです。


カトマンズの街の露店では

あちこちで大きな水晶の結晶が売られていたのも思い出しました。

フランスのノート

フランスノート

旅行に出るときは、荷物を少なく持って行き現地調達できるものは到着してから揃える。

日用雑貨ほどおもしろいものない。

ラスコー洞窟を見に行ったフランスでも、2番目におもしろかったのはスーパーマーケットだった。

品揃えは、パンとチーズ、卵、乳製品が豊富。

 

フランス生活スケッチ

ノートは表紙が厚紙のハードカバーで厚さが1cmもある頑丈なもの。

たしか、方眼・罫線・無地があったように思う。

 

日本の一般的なノートと比べると

この全く異なるデザインは新鮮

日用品ほど、そこの国に住む人の個性が出るものかも。


耐久性はある

手に持って描くときにぐにゃぐにゃしないから持ちやすい。

 

何冊も持って歩くとかさばるかな

 

これも使いやすかった一品です。

魔女の料理は栄養満点

 母のためにレバーペーストを作った。

 肉屋で鳥レバー700グラムを手に入れ、炒めて煮込み、裏ごし。作り方そのものは簡単だけど、思った以上に手間がかかる。

 レシピにはフードプロセッサを使うとあるけれど、電化製品は高くて手が出ない。実家から持ってきた裏ごし器でがんばること一時間。

利き手は力が入らずぶるぶる震える。赤ワインの煮汁に裏ごししたレバーを戻し入れ、汁気がなくなるまでグツグツと煮込む。焦げつかないようにかき混ぜていると、ヘドロのような液体がブ-ッと膨れ熱気を吐き出す。

 まるで魔女の料理だが、滋味豊富なこの料理。母はきっと喜んでくれるに違いない。